12/2(土)~12/5(火)の4日間。伊東温泉競輪場にて開催される
開設73周年記念 椿賞争奪戦G3
レース展望
豪華メンバー参戦!限界スピードのV争い
地元からは65周年記念の覇者深谷知広、68周年記念の覇者渡邉雄太が参戦でダブルエース態勢。千葉からはストロングハートの和田健太郎を擁して南関ラインは強力な布陣を敷く。9月共同通信社杯GⅡの決勝では渡邉雄太に前を任せた深谷が、静岡に移籍後初の特別競輪V。10月の寛仁親王牌の初日では渡邉雄太ー和田で連係。打鐘からライン2車の渡邉雄太が先行。番手和田が全力援護から直線抜け出し1次予選を1着突破と信頼関係は厚い。ここまでは渡邉雄太が前で戦って来たが深谷との連係はどちらが前で戦ってもハイレベル。そしてラインを固めるのは和田健太郎。道中は守りに力を注ぎ、直線に入れば自身もVを狙って渾身の差し勝負。さらに当所ホームの大石剣士、冬場の重いバンクに強い徹底先行の野口裕史と先行型の層が厚いのもプラス。本開催の前哨戦とも言える10月開催では地元の人気に応えて優勝を果たした深谷。本開催でも主役を努めつつ、ラインにパワーを注入する。
北日本からはS班新山響平。10月寛仁親王牌のファイナリスト小松崎大地が参戦予定。さらにタテ攻撃に加えて自在性も備える坂本貴史や注目の若手先行型大川剛らがそろい、結束した時のタテの攻撃は迫力満点。
関東をまとめるのはS班平原康多。体調も整い本来の状態に戻ってきた近況なら、関東の機動型山岸佳太や菊池岳仁の力を引き出してV最前線に君臨。ラインに安心感を与えるのは武藤龍生。道中の手厚い援護には定評があり、番手でも三番手でも適切な仕事はライン力を高めるだけに関東の貴重な戦力。
近畿も強力な布陣。ナショナルチームから寺崎浩平、実力者の南修二、展開やメンバー構成次第に応じて何でもできる山田久徳と戦力は厚い。寺崎のスピードを生かしたカマシ・捲りは別線を完封する可能性もある。南は近況大きく変化している。強気な位置取りと守りに回れば強烈なブロックは代名詞だが、そこに加えてタテ脚に磨きをかけてきた。近況は差しにとどまらず、10月の向日町FⅠ決勝では捲りでVとイメージは完全に変わった。山田久徳は前で戦うならカマシ・捲りから好位飛び付きまで、人の後ろなら追込型としても戦えるオールラウンダー。中部は突破力のある機動型谷口遼平と柔軟な戦い方もできる川口聖二が浮上の鍵を握る。
中四国からは今やGⅠ決勝の常連にまで成長した犬伏湧也が当所初参戦。強烈なダッシュ力とスピードを生かしたカマシ・捲りで、別線を完封する可能性もあり、間違いなくV有力候補。援軍には岩津裕介、香川雄介のダブルユウスケ。犬伏が強度を上げた仕掛けの時には踏み出しに全集中。
●伊東温泉競輪
九州からも注目選手が参戦予定。伊藤旭はタテ・ヨコ自在にワイドな攻撃力を持つ選手。いざとなれば好位をさばく事がデキるのは333走路の戦いでは大きな武器。展開に応じて立ち回れるだけに、当所初参戦のハンデはないに等しい。単騎のスペシャリスト野田源一も虎視たんたん。乱戦に持ち込めば、捲り・差しで存在感を示す
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