はじめての日本の公営ギャンブル入門
日本には「競馬」「競輪」「競艇(ボートレース)」「オートレース」と呼ばれる公営ギャンブルがあり、いずれも国や自治体が開催し、ルールや運営を管理しています。
「初心者にはとっつきにくい」というイメージもありますが、一歩踏み込んでみると意外と身近に楽しめるのが特徴です。ここではそれぞれの概要や海外での認知度、そして始め方のポイントを初心者向けに分かりやすくまとめてみました。
1. 日本の公営ギャンブルって何?
日本では法律に基づき、以下の4種類が公営ギャンブルとして認められています。
- 競馬(JRA:日本中央競馬 & 地方競馬)
- 競輪(Keirin)
- 競艇(ボートレース)
- オートレース
これらは車券や馬券などを購入して、当てることによって配当を得るシステムです。国や自治体が運営しているため、払い戻しの仕組みやレースの安全性に関しては一定の信頼をおけます。
2. 公営ギャンブルの海外での認知度は?
2-1. 競馬:海外で最も有名
- 競馬は、世界的にも長い歴史があり、多くの国で盛んに行われています。日本の中央競馬(JRA)も国際的なG1レースを開催しており、海外の一流ホースや騎手が来日して競い合うことも。
- 香港・シンガポールといったアジア圏では、日本の競走馬や騎手が海外遠征する機会が多く、馬券発売の相互連携なども進んでいるため、日本競馬に対する認知度が特に高いといわれます。
- ヨーロッパやアメリカでも、日本の競馬に興味を持つファンは存在しますが、一般の人に広く知られているかというと、まだそれほどではありません。ただ、近年は海外のビッグレースで日本馬が活躍し、徐々に注目度が増しています。
2-2. 競輪(Keirin):オリンピック種目としての知名度
- 自転車トラックレースの1種目として「ケイリン競技」があり、オリンピックや世界選手権で正式種目になっています。
- このため、競技スポーツとして**“Keirin”**の名前は海外の自転車ファンにとっては馴染みがあります。
- ただし、日本国内のようなギャンブルとしての「競輪」(車券を買ってレースを観戦するシステム)を知る人は少ないのが現状です。
2-3. 競艇(ボートレース)とオートレース:海外での認知は限定的
- 円形の水面コースでエンジン付きボートが競う**競艇(ボートレース)**は、日本独自の形式が確立されており、海外で同じ形態のレースはほとんどありません。そのため認知度は低めです。
- オートレースは二輪のモータースポーツですが、日本のようにダートトラック(オーバルトラック)で行う形は海外ではあまり見られません。世界的なモータースポーツファンから見ると特殊であるため、認知度はさらに低いと言えます。
3. 公営ギャンブルをはじめるためのポイント
3-1. ルールを押さえよう
まずはそれぞれの「買い方」「当て方」の基本ルールを知ることが重要です。
- 競馬の場合
- 馬券の種類(単勝・複勝・馬連・三連単など)が多いですが、最初はシンプルな「単勝」や「複勝」から始めるのがベター。
- 競輪の場合
- 1着~3着を予想して車券を買います。各選手に「脚質」や「先行選手」「追い込み選手」などの得意戦法があるので、新聞や予想サイトを参考に予想します。
- 競艇の場合
- 6艇が一斉にスタートし、2周または3周して順位を競います。スタートのタイミングが勝負を大きく左右するのが特徴。初心者は「インが強い」と言われる定番のセオリーから入ってみるのもありです。
- オートレースの場合
- 8車(8台)がスタートして周回し、着順を競います。他の公営ギャンブルに比べると情報が少ない場合もあるので、レース映像を見ながら流れをつかむのが良いでしょう。
3-2. 予算管理(資金管理)はしっかりと
ギャンブル全般に言えることですが、熱くなりすぎて予算を超える投資をしないことが大切です。
- 「遊び」の範囲で楽しめる金額をあらかじめ決める
- ある程度当たったら、その日は切り上げる勇気を持つ
3-3. 情報を上手に活用しよう
公営ギャンブルはそれぞれ専門紙やウェブサイト、公式アプリなど多くの情報源があります。選手や馬の過去の成績や脚質などのデータを分析し、予想に役立てましょう。はじめは予想屋さんや専門サイトの意見を参考にするのも手です。
4. 海外の人は日本の公営ギャンブルをどう見ている?
- 競馬は比較的認知度が高い
国際競走や日本馬の海外遠征が増え、日本の競馬を知るファンはアジアを中心に広がっています。 - 競輪、競艇、オートレースは日本ならでは
知る人ぞ知る “ニッチな日本文化” といった捉え方が多いです。海外観光客が珍しさから競輪や競艇場を訪れ、面白がって体験する例も増えています。
5. まとめ:気軽に楽しむのが吉
日本の公営ギャンブルは海外から見ると一種の「文化的娯楽」として注目されつつあります。初心者の方は、最初に興味を持ったジャンル(例えば競馬や競艇など)から、少額で楽しんでみるのがおすすめです。予想が当たったときの快感や、独特のレース会場の雰囲気は、一度味わうとハマってしまう人も多いです。
ただし、ギャンブルはあくまでも“遊び”の一つ。やりすぎは禁物です。 ルールや予算管理をしっかり守りながら、ちょっとしたレジャー感覚で楽しんでみてはいかがでしょうか。
“最初は外れても「勉強代」。一緒に行った仲間や周りの人と会話が弾むのが公営ギャンブルの醍醐味です。”
これを機に、ぜひ日本の公営ギャンブルの世界を覗いてみてください。きっと新鮮な体験ができるはずです。
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