5/11(土)~5/14(火)の4日間、たけお競輪場にて開催されるナイターシリーズ
令和6年能登半島地震復興支援競輪
大阪・関西万博協賛
開設74周年記念G3 大楠賞争奪戦
レース展望
たけお競輪のGIII『開設74周年記念 大楠賞争奪戦』が5月11~14日の日程で、佐賀県武雄市のオッズパークたけお(武雄競輪場)で開催される。松浦悠士、清水裕友、脇本雄太、深谷知広らS級S班の4人を筆頭に浅井康太、稲川翔、和田健太郎といった強豪たち、そして地元の山田英明、庸平兄弟を軸にまとまる北都留翼、嘉永泰斗、伊東颯馬ら九州軍団が武雄バンクに集結。4日間、熱い戦いを繰り広げる。見どころ満載の激突はいずれも好勝負必至だ!!
24年、抜群のスタートダッシュ
競輪界を代表するSS戦士が4人揃ったが、中でも清水裕友の充実ぶりが目覚ましい。今年は1月大宮GIIIを制覇しスタートダッシュを決めると岐阜GI全日本選抜競輪で決勝2着、3月取手GIIウィナーズカップで決勝3着と怒とうの快進撃だ。武雄は松浦悠士の優勝に貢献した2021年71周年記念以来の参戦となる。今回も好連係し初の大会制覇を目指す。その松浦はウィナーズカップの準決で落車し左手の薬指、小指を骨折しており本調子とはいかないが、当地は20、21年と記念連覇のドル箱バンク。相性の良さを味方に席巻する。
脇本雄太はウィナーズカップで昨年の当地記念以来となる久しぶりの優勝を飾った。今回は幾度も好連係を重ねてきた稲川翔や中近スジの浅井康太との連係を大事にしてシリーズに挑むことになりそうだ。
深谷知広も気配が良く、各地でヒットを連発している。当地は20年の記念以来で久しぶりの参戦だが、デビュー間もないころは96期のルーキーチャンピオンを制したバンクで思い入れはある。いつものレースを徹底し、当地特有の長い直線をたやすく攻略する。
地元・九州勢は武雄バンクをホームとする山田兄弟(英明、庸平)に期待がかかる。英明は全日本選抜で4年ぶりにGI決勝進出を果たし大舞台に返り咲いた。完全復活を印象付けるためにも、ここは魅せて勝つレースで存在感を示したいところ。庸平は3月当地GIII大阪・関西万博協賛で地元GIII初制覇を遂げ、武雄の歴史にその名を刻んだが、もちろん伝統の大楠賞争奪戦は喉から手が出るほど欲しいはず。両者が挑む入魂の4日間は見逃せない。
他にも九州は、エース格の嘉永泰斗やウィナーズカップで初のビッグ優出を果たした伊藤颯馬、年齢を重ねても輝きの色あせない北都留翼などメンバーは豊富。一枚岩となって強豪たちを迎え撃つ。
●九州スポーツ
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