10/12(木)~10/15(日)の4日間、小田原競輪場にて開催される
第8回 施設設備等協賛競輪
小田原城下町音頭杯G3
レース展望
優勝争いセンターには地元北井佑季。元Jリーガーの高い身体能力を武器に輪界へ転身。その圧倒的なスタミナを生かした先行力で9月向日町記念の決勝では番手のS班佐藤慎太郎(福島78期)の追撃を振り切り、記念競輪GⅢを初制覇のスピード出世。援軍には松坂洋平、桐山敬太郎のオールラウンダーに加えて、8月松戸記念の決勝では深谷知広(静岡)の優勝に貢献する先行策に出た川越勇星と厚みのある布陣。
逆転候補には関東から参戦の長島大介。シャープなタテ攻撃で勝機に反応。連係が予想される宿口陽一、久木原洋の埼玉両者は共に必要なら自力に転じることが可能な選手。
北日本勢も機動型に嵯峨昇喜郎、追込型に直線鋭い伸びを見せている大森慶一がシリーズを盛り上げそう。
中部は安定感ある志智俊夫が竹内雄作、柴崎淳の長所を引き出し奮戦。
近畿は「もう一度原点に戻って」の石塚輪太郎に注目。先行にこだわる組み立ては333走路で実を結ぶ可能性も。他にも南潤、伊藤信ら一撃がある選手がそろい目が離せない勢力。
中四国勢はレベルの高い機動型がそろう。兄貴格には小川真太郎。前でも人の後ろでも戦える柔軟なタイプ。石原颯はチャンス逃さず先制攻撃。頭角を現してきた久田裕也も楽しみな存在。追込陣にも8月京王閣の万博協賛競輪でGⅢ初制覇を決めた田尾駿介と役者はそろう。ラインが機能した時は大勢力が一枚岩に。
九州勢はキメ脚鋭い大坪功一や坂本亮馬が西日本連係で勝機を探る。
PICKUP
大森慶一 (北海道/88期)
近況の差し脚はキレ味強烈。8月の松戸記念では準Vと結果も出している。以前は当所を冬季の間の移動先練習場として利用していただけに、バンクの特性を知るのもプラス。長島大介 (栃木/96期)
ビッグレースでも実績は十分の実力派。構える競走はしないだけに、333走路なら順番がくれば先行主体に組み立てる。スピードあるカマシ・捲りで別線撃破。小川真太郎 (徳島/107期)
●小田原競輪
近況は中四国の若手機動型が育っているだけに、前を任せる競走も増えてはいるが、前で戦うなら先行・捲りのタテ攻撃。今シリーズも石原颯とのタッグは別線にとっては脅威。
第8回小田原城下町音頭杯注目選手は!?
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