9/6(金)~9/11(水)の日程でボートレース津にて開催される
開設72周年記念
GIツッキー王座決定戦
総展望
毒島がV最有力だが、地元勢も久々の周年Vに燃える!
7月のGII全国ボートレース甲子園の熱気が冷めやらぬ津の水面へ、さらなる熱波が襲来。GI開設72周年記念ツッキー王座決定戦が9月6日、初日の火ぶたを切る。優勝候補ナンバーワンは、BR甲子園でも圧倒的な強さで優勝を飾った毒島誠(群馬)。戸田クラシックを制し今年のマネーゲームを引っ張る男が、さらにその地位を盤石のものにすべく津周年初Vをターゲットに置く。毒島を頂点にV争いへ絡むのが池田浩二 (愛知)、磯部誠 (愛知)の愛知勢、山口剛 (広島)、羽野直也 (福岡)、吉川元浩 (兵庫)、松井繁 (大阪)、中島孝平 (福井)といったSGレギュラー陣もチャンスを窺う。だが、毒島にとって最も警戒すべき相手は佐賀勢だ。上野真之介 (佐賀)、末永和也 (佐賀)に、今年のオールスター男に輝いた定松勇樹 (佐賀)と、峰イズムを継承する門下生が揃った。さらにオールスター、グラチャンでSG連続優出し今年のボート界最大の惑星へなりつつある宮地元輝 (佐賀)と最強布陣だ。迎え撃つ地元軍団は井口佳典 (三重)を総大将として豊田健士郎 (三重)、松井洪弥 (三重)、中嶋健一郎 (三重)、松尾充 (三重)の5選手。11大会ぶりの地元Vへ意気は上がる。暦は秋でも30度を越える暑さとの戦い。 追い風主流の水面なら一撃勝負よりさばき合いの強さが求められる。 調整を知る地元勢にアドバンテージはきっと?
BR甲子園優勝の19号機が注目急上昇!
ピットが2M後方へ戻ったことによりスタートの届き方も多少変化は起きたか。BR甲子園を経験した16選手、そして地元勢が調整面で優位に立つことは間違いない。
昨年12月から使用開始となった原子用モーターは初めて特別戦の手が入り、ここから相場も一変しそうだ。毒島誠と優勝バッテリーを組んだ19号機は当然注目度ナンバーワン。エース22号機は、BR甲子園で前評判通りとはならなかったが、上位の一角は守っていた。毒島と双璧の評価だった佐藤翼を支えた56号機も、2連率30%値前半だがここから相場急騰へ。BR甲子園優出線の23号機(白井英治)。57号機(豊田健士郎)、29号機(上條暢崇)、52号機(池永太)、46号機(重成一人)も再び活躍の予感だ。
●高橋亮考『中日スポーツ』
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