6/26(水)、大井競馬場にて開催される第47回 帝王賞競走(Jpn1)
競走名 | 第47回帝王賞競走(JpnI) |
距離 | 2,000m |
出走資格 | サラブレッド系 4歳以上 選定馬 |
1着賞金 | 8,000万円 |
出走予定馬中間発表 | 令和6年6月17日(月) |
出走予定馬最終発表 | 令和6年6月20日(木) |
出走投票 | 令和6年6月23日(日) |
2024年6月26日(水)
大井11R 帝王賞 (Jpn1)
2000m(ダート・右外) 発走20:10
サラ・オープン・交流選定馬・定量
農林水産大臣賞典 [指定交流]
馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 厩舎 | 日付 | 前走 | 着 | コース |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | グランブリッジ | 牝5 | 坂井瑠 | 55 | 栗東・新谷功 | 5/8 | エンプレス杯 Jpn2 | 2 | 川崎2100ダ |
2 | ライトウォーリア | 牡7 | 吉原寛 | 57 | 川崎・内田勝 | 4/3 | 川崎記念 Jpn1 | 1 | 川崎2100ダ |
3 | ディクテオン | セ6 | 横山和 | 57 | 栗東・吉岡和 | 5/6 | 名古屋GP Jpn2 | 4 | 名古屋2100ダ |
4 | サヨノネイチャ | 牡5 | 西啓太 | 57 | 小林・坂井英 | 5/15 | 大井記念 重賞 | 1 | 大井2000ダ |
5 | ノットゥルノ | 牡5 | 武豊 | 57 | 栗東・音無秀 | 5/6 | 名古屋GP Jpn2 | 1 | 名古屋2100ダ |
6 | トランセンデンス | 牡6 | 安藤洋 | 57 | 高知・田中守 | 5/6 | 名古屋GP Jpn2 | 10 | 名古屋2100ダ |
7 | セラフィックコール | 牡4 | レーン | 57 | 栗東・寺島良 | 4/3 | 川崎記念 Jpn1 | 5 | 川崎2100ダ |
8 | ウィルソンテソーロ | 牡5 | 川田将 | 57 | 美浦・小手川 | 3/30 | ドバイWC G1 | 4 | UAE2000ダ |
9 | マースインディ | 牡9 | 藤田凌 | 57 | 大井・阪本一 | 6/4 | ゆりかもめOP | 取消 | 大井1600ダ |
10 | バーデンヴァイラー | 牡6 | 森泰斗 | 57 | 川崎・内田勝 | 5/15 | 大井記念 重賞 | 2 | 大井2000ダ |
11 | メイショウハリオ | 牡7 | 浜中俊 | 57 | 栗東・岡田稲 | 2/24 | サウジC G1 | 取消 | サウジ1600ダ |
12 | キングズソード | 牡5 | 藤岡佑 | 57 | 栗東・寺島良 | 5/1 | かしわ記念 Jpn1 | 4 | 川崎1600ダ |
13 | ヒロイックテイル | セ7 | 矢野貴 | 57 | 高知・田中守 | 5/6 | 名古屋GP Jpn2 | 2 | 名古屋2100ダ |
データ分析
ダートの上半期チャンピオン決定戦
ダート馬にとっては上半期の最大目標となり、フェブラリーステークスGIやかしわ記念JpnIからのマイラーや、海外遠征帰りの実力馬、国内重賞で力を蓄えていた馬など、ここまで様々なかたちで過ごしてきた馬が大井2000mで激突する。そうそうたる強者たちが歴代の勝ち馬として名を連ねているようにハイレベルな争いは必至。ここでは2014~23年の過去10回の結果から傾向を探っていく。
中心は栗東所属で盤石
所属別成績を見てみるとJRA栗東の成績が突出しており、JRA美浦にも付け入る隙を与えずに全勝を収めている。18連対、馬券圏内24回も優秀で、栗東が3着以内を独占したのは5回、ワンツー決着は8回を数える。ちなみに美浦で3回の馬券圏内のうち2回はサウンドトゥルー。残りの1回はノンコノユメとなっており、同馬は大井の荒山勝徳厩舎に移籍してからも2019年3着、21年2着と好走した。JRAでの実績があれば、地方移籍後であっても食い込む余地はある。
1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率 JRA栗東 10 8 6 36 16.7% 30.0% 40.0% JRA美浦 0 1 2 3 0.0% 16.7% 50.0% 大井 0 1 2 24 0.0% 3.7% 11.1% 大井以外の南関東3場 0 0 0 21 0.0% 0.0% 0.0% 上記以外 0 0 0 14 0.0% 0.0% 0.0% [表1]所属別成績(過去10回) 1番人気は勝ち切れないことが多い
1~5番人気に焦点を当ててみると、該当馬で9勝を収めており、3着以内独占は7回。また1~3番人気に絞り込んでも該当馬が連対できなかったのは、2017年と21年の2回のみと上位人気から組み立てるのがセオリー。ただし、1番人気の勝利は15年ホッコータルマエだけで、GI/JpnIを連勝中だった14年コパノリッキーや大井を得意としていた20年オメガパフューム、チャンピオンズカップGIを圧勝したテーオーケインズでさえも22・23年と2年連続で1番人気に応えることはできなかった。大波乱となった21年(馬連複10万4960円、馬連単14万8250円)を除く9回の馬連複の平均配当は1211円、馬連単は同2890円で、万馬券も飛び出していることを加味すると、馬単に妙味がありそうだ。
1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率 1番人気 1 4 2 3 10.0% 50.0% 70.0% 2番人気 3 1 2 4 30.0% 40.0% 60.0% 3番人気 2 1 1 6 20.0% 30.0% 40.0% 4番人気 1 2 1 6 10.0% 30.0% 40.0% 5番人気 2 1 2 5 20.0% 30.0% 50.0% 6番人気以下 1 1 2 74 1.3% 2.6% 5.1% [表2]単勝人気別成績(過去10回) JDDか古馬GI/JpnIで連対歴ある4歳は期待
勝ち馬は4~6歳から出ると考えるのが自然。2014年に8歳馬のワンダーアキュートが優勝したものの、7歳以上は基本的に相手までに押さえておくのが無難といえる。特に4歳馬が存在感を示しており、馬券に絡まなかったのは18、22年の2回しかない(22年は出走なし)。当レースで3着以内に入った4歳馬の大半は、ジャパンダートダービーJpnIもしくは古馬混合GI/JpnIで連対しており、これに該当しない戦歴だった19年2着チュウワウィザードと21年2着テーオーケインズは、重賞Vからここに臨んでいた。
1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率 4歳 4 4 1 12 19.0% 38.1% 42.9% 5歳 2 3 1 20 7.7% 19.2% 23.1% 6歳 3 0 2 25 10.0% 10.0% 16.7% 7歳 0 2 5 20 0.0% 7.4% 25.9% 8歳以上 1 1 1 21 4.2% 8.3% 12.5% [表3]年齢別成績(過去10回) 19年以降は18年までと傾向一変
前走に注目した[表4]を見てみると、過去10回で勝ち馬が出ているのは記載した3パターンで、2018年までの[表4-1]と、19年以降の[表4-2]では大きく傾向が変わっている。前半5回はかしわ記念JpnI組の天下と言っても過言ではないほどで、JRAダートGIIIと海外はパッとした成績を残せていない。ところが後半5回になるとかしわ記念JpnI組は、23年こそメイショウハリオが勝利を手にしたが、それ以外の馬は馬券圏外に沈んでいる。それに対してJRAダートGIIIは3勝を挙げ、海外は3着内率71.4%と、飛躍的に数字を伸ばした。この2パターンが近年のトレンドになっている。
1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率 かしわ記念JpnI 4 3 2 9 22.2% 38.9% 50.0% JRAダートGⅢ 4 3 1 16 16.7% 29.2% 33.3% 海外 2 2 3 6 15.4% 30.8% 53.8% [表4]前走別成績(過去10回)
1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率 かしわ記念JpnI 3 3 2 2 30.0% 60.0% 80.0% JRAダートGⅢ 1 1 0 7 11.1% 22.2% 22.2% 海外 1 0 1 4 16.7% 16.7% 33.3% [表4-1]前走別成績(14~18年の5回) ●keiba.go.jp
1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率 かしわ記念JpnI 1 0 0 7 12.5% 12.5% 12.5% JRAダートGⅢ 3 2 1 9 20.0% 33.3% 40.0% 海外 1 2 2 2 14.3% 42.9% 71.4% [表4-2]前走別成績(19~23年の5回)
人気ブログランキング