総展望
日本海側で唯一のボートレースG1競走
三国周年に豪華メンバーが集結!冬への移り変わりを感じるこの時季、ボートレース三国では「開設71周年記念G1北陸艇王決戦」が11月28日から開催される。
注目は11月8日現在で獲得賞金ランキングトップの馬場貴也。今年は2年連続となるボートレースメモリアル制覇を含むSG3優出の活躍を見せており年間を通したその走りからは不安要素が見当たらない。地元のように愛する三国の周年初制覇を果たし、また1つ新たな称号を手にする。
最大のライバルとなりそうなのが今年のボートレースクラシックを制した毒島誠。2021年の当地68周年ではパーフェクトVを達成するなど圧巻の強さを見せた。好相性の水面で再びVをつかみ念願のグランプリ制覇へ弾みをつける。ほかにも9月の津72周年覇者の松井繁や今年の関東地区選手権を制した濱野谷憲吾、3月の太閤賞67周年覇者の瓜生正義など衰え知らずの豪華ベテラン勢も参戦となる。そして魚谷智之や磯部誠といったこれまでの当地周年覇者たちも主役となる存在。地元からはWエースの1人・中島孝平とスピードターン萩原秀人を中心とした精鋭たちが強力遠征陣を迎え撃つ。
68周年記念覇者、毒島誠が再び当地周年制覇を狙う!
今回ピックアップするのは群馬支部、第92期の毒島誠。ボートファンなら誰もが知る現在のボート界を代表するトップレーサーの1人だ。スーパーピット離れからのイン奪取や、トップクラスのターンスピードを生かしたツケマイを得意としている。2003年5月に地元の桐生でデビューすると、初出走から25走目にして早くも初勝利を挙げた。2006年9月に鳴門で行われた一般戦で初優勝。2010年1月に浜名湖で行われたG1第24回新鋭王座決定戦でG1初制覇。そして、2013年9月に丸亀で行われたSG第59回ボートレースメモリアルで念願のSGタイトルホルダーとなった。ここ数年は久しくSGタイトルから遠ざかっていたが、今年3月に戸田で行われたSG第59回ボートレースクラシックで約3年半ぶりとなるSG制覇を果たし、これまでにSG優勝8回、G1優勝16回と輝かしい実績を残している。11月8日現在の獲得賞金ランキングでも第2位につけている毒島。年末の大一番に向けて弾みをつけるため、パーフェクトVで制した2021年の68周年記念以来となる当地周年制覇に挑む毒島の走りに注目だ。
●ボートレース三国
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