2/3(土)~2/8(木)の日程でボートレース平和島にて開催される
第69回GI関東地区選手権
レース展望
関東ナンバーワンの称号を懸けて!
東京、埼玉、群馬の3支部の精鋭によって争われるGI第69回関東地区選手権。
地元エース濱野谷が13年ぶりに頂点へ。
石渡、長田、中野、宮之原も地元でやる気満々。今大会が平和島開催であることを踏まえれば、優勝候補の筆頭は濱野谷憲吾(東京)で決まりだ。当地はSG、GⅠを含む通算21Vと地元勢をも圧倒する成績。押しも押されぬ地元の大エースが、13年ぶりに関東ナンバーワンになる姿が目に浮かぶ。
当地GⅠ覇者の石渡鉄兵(東京)、長田頼宗(東京)、中野次郎(東京)も濱野谷だけではないとやる気満々。宮之原輝紀(東京)も技量はGⅠレベルに達しており、ここで悲願を叶えるか。
来月SGボートレースクラシックの開催地は戸田。お膝元の埼玉支部で出場権があるのは桐生順平(埼玉)、中田竜太(埼玉)の2人。中澤和志(埼玉)は出場目安の年間5Vだが、現時点(12月末)で確定的とは言えず、予備に回れば自力で勝ち取らなければならない。文字通りのラスト勝負となる佐藤翼(埼玉)、須藤博倫(埼玉)はこの大会に全てを懸ける。
群馬支部は毒島誠がフライング休みで不在の分、椎名豊(群馬)と関浩哉(群馬)への期待度が高くなる。ともにトップ選手への階段を順調に上っており、それに応えるだけの実力は十分にある。江口晃生(群馬)、秋山直之(群馬)、久田敏之(群馬)も後輩に負けじと奮起する。
●BOATRACE平和島
平和島V21を誇る東都の大エース・濱野谷がV筆頭!
今回のメンバーの中で、一際目立つ存在が地元の濱野谷憲吾(東京)。「濱野谷さんは大きいレースや地元戦は周囲が思っているより何倍も勝負強い」と大池佑来(東京)が話す通り、昨年の平和島では周年で優出、正月戦とお盆戦で優勝しました。平和島V21を誇る、東都の大エースの走りと勝負強さを、水面際でぜひとも感じてください。
埼玉からは桐生順平(埼玉)が参戦。「ターンだけでみたら、SGクラスでも桐生と茅原悠紀が桁違い。調整がハマればどこからでも突き抜ける」と、現役時代に私の師匠・阿波勝哉が話していました。群馬は昨年のGPシリーズでV戦1枠を獲得した関浩哉(群馬)に注目です。本番はスタート遅れに泣きましたが、ここから“逆襲”が始まります!
冬の平和島は向い風が吹きます。飯山泰(東京)、佐藤大佑(東京)、馬場剛(東京)の向い風を味方につけたカド捲り、回転の上がらない平和島でも回転を上げる福来剛(東京)の2コース戦は、ぜひ狙ってみてください!
モーターはかなり機力差があります。概ね勝率通りですが、私が注目するのは16号機です。深尾巴恵を初Vに導いた強烈な伸びも印象的ですが、一番驚いたのは使用2節目の枝尾賢がイン戦で捲られたレースです。一旦は綺麗に捲られましたが、鬼のような行き足で一艇身以上も前の艇を直線で捕まえた、お化けモーターです。 温水パイプ装着後、その16号機を超えるポテンシャルを発揮しているのが29号機。伸びが超強力で、出足に寄せる作間章も、その強烈な伸びを抑え切れませんでした。29号機を手にした選手が優勝すると、私は本気で思っています! その他では、伸びる22号機・37号機・55号機、バランス型の35号機・47号機・48号機・62号機・73号機がオススメです。初戦から狙ってみてください。必ず活躍します!
岡悠平●元ボートレーサー(東京支部)
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