1/25(木)~1/30(火)の日程でボートレース浜名湖にて開催される
GI浜名湖賞 開設70周年記念 静岡県知事杯争奪戦
総展望
1月開催となった開設70周年記念は2023年のグランプリ出場内定選手が10人も参戦する豪華メンバーとなった。中でもV候補筆頭格には実力、人気ともにナンバー1と言える峰竜太を推したい。1年10か月ぶりのSG復帰戦となった2023年10月の蒲郡ダービーで優勝し、大舞台で全24場制覇と同時に通算100Vを達成した。まさにスター性の成せる業でもある。その後もチャレンジカップで準優勝。11月末の時点で賞金トップの座を獲得し、グランプリのトライアル2ndへ首位通過を決めた。今大会は59回大会に制しており、水面相性も上々だ。
地元勢も強力布陣で臨む。近況は静岡支部が概ね一年おきに優勝しており、今回はそのチャンス大とみていいだろう。深谷知博は61,66回、菊地孝平は55,63回を制している。徳増秀樹も56回大会だけでなく、昨年の東海地区選手権を制しており、当地GIでは勝負強さを発揮している。坪井康晴は当地でSG2冠の実績を誇りながら、なぜかこのGI浜名湖賞戴冠にはあと1歩届かない。前回の69回大会ではV戦線好枠で臨んだが、今垣光太郎にまくられ、またしても初Vならず。今年こその思いは強いはずだ。
他のグランプリ戦士も多土済々。毒島誠は7年連続でグランプリ参戦と高いレベルで安定している。今大会歴代覇者に名を連ねる茅原悠紀と山口剛も浜名湖での実績は豊富だ。2023年にSGウイナーの仲間入りを果たした磯部誠と羽野直也の2人。そして2022年の当地メモリアル覇者・片岡雅裕は11月のチャレンジカップでSG2回目のVと勢いに乗っている。また濱野谷憲吾は50歳を超えても東都のエースとして大舞台で存在感を示している。SGタイトルホルダーの太田和美、吉川元浩、原田幸哉、井口佳典、篠崎元志、新田雄史らも優出戦線に絡んでくるだろう。
丸野一樹は2022年のグランプリでFを切り、翌年の前半戦は一般戦主体となったが、11月の徳山GIで準優勝と復調気配だ。湯川浩司は近況、ピット離れで強烈に飛び出して枠番不問でインを奪取することも多く、ピットと2マークが150m以上離れている浜名湖では特に進入のキーマンとなりそうだ。
若手では2018年の当地PGIヤングダービー覇者の関浩哉を筆頭に豊田健士郎、吉田裕平、宮之原輝紀、末永和也らの奮闘も見ものだ。前々回の68回大会はエース機を引き当てた地元の板橋侑我がGI初優出初Vと一気にスターダムに駆け上がった。今節で言えばGI初参戦となる石原翼にその期待は高まる。
●中京スポーツ 白鳥幹太記者
モーター総評
✅上位5モーター
12号機・20号機・38号機・54号機・22号機初下ろしは4月15日。半年以上使用されているが、10月中旬から11月下旬まで1カ月半ほど開催がなかった。直近のシリーズは22号機がV。ここから温水パイプが装着されたが、問題はなかった。ピックアップした5機以外では19号機、40号機もSランクの評価。19号機(45.0%)は、お盆戦で菊地孝平が仕上げて以降は上位に次ぐ動き。40号機(33.3%)も夏以降の上昇機で9月初旬にタッグを掴んだのは西川新太郎、優勝戦は落電による機材トラブルで幻に終わったV線の1号艇だった。
他では59号機(43.2%)は初下ろしから常に上位パワーを披露。出足、伸びと調整にしっかりと反応。62号機(42.3%)も乗り手がパワーを感じ、行き足の延長で伸びるはず。他では、常に水準以上の動きを見せる3号機(35.1%)と18号機(40.2%)、実戦で力強い23号機(42.0%)、好バランスの35号機(40.5%)と60号機(36.5%)あたりにも注目。また5月のGWシリーズで初下ろしVの52号機(42.6%)、伸び寄りの63号機(41.4%)もポテンシャルを秘めている。
ボートレース浜名湖
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