12/28(木)~12/30(土)の3日間。立川競輪場にて開催される大一番
KEIRINグランプリ2023
KEIRINグランプリとは
KEIRINグランプリは、1985年(昭和60年)に創設された。その年のGI優勝者等トッププレーヤー9名を集め、対戦させるという夢の対決。毎年12月30日に一発勝負でその年の競輪王座を決定する、競輪界最高の競走である。
立川競輪場で開催された第1回の優勝賞金は1,000万円。競輪界のトップスターである、中野 浩一(35期・引退)が優勝した。 2004年(平成16年)からは、優勝賞金が1億円(副賞込)となり、注目が集まることとなった。KEIRNグランプリ出場選手オリジナルユニフォームについて、2002年(平成14年)に人気の格闘技イベント「PRIDE」がプロデュースをおこない、闘う男の代表として高田延彦さんによるデザイン監修により、従来の年毎、個人別のデザインから優勝者と優勝者以外の2種類のデザインへ変更となった。
KEIRINグランプリ優勝者は、指定された着用期間中、すべての競輪において選手番号を1番車に固定することとした。2007年(平成19年)にはS級S班が創設され、同年のグランプリ開催からお客様が一目見てS級S班であることが認識できるようS級S班専用のユニフォーム及びレーサーパンツを着用することとなった。(グランプリユニフォームデザインは変更せず、レーサーパンツデザインが新調された)
KEIRINグランプリ2023展望
今年のベストナインによるファイナルバトル・KEIRINグランプリ2023が12月30日に立川競輪場に於いて号砲を迎える。年間GI3勝の快挙を達成した古性優作と脇本雄太の近畿コンビが中心だが、先行力抜群の新山響平と佐藤慎太郎の北日本コンビや2年ぶりにグランプリでタッグを組む松浦悠士と清水裕友の中国コンビも強力で、もちろん山口拳矢、眞杉匠、深谷知広の単騎勢の一発も侮れない
2023グランプリ出場選手
■古性優作/SS/大阪100期/
第38回全日本選抜競輪・第74回 高松宮記念杯競輪・第32回寛仁親王牌 優勝者
■山口拳矢/S1/岐阜117期/
第77回 日本選手権競輪 優勝者
■眞杉匠/S1/栃木113期
第66回オールスター競輪・第65回 朝日新聞社杯競輪祭 優勝者
賞金上位選出
■佐藤慎太郎/SS/福島78期
■松浦悠士/SS/広島98期
■深谷知広/S1/静岡96期
■清水裕友/S1/山口105期
■脇本雄太/SS/福井94期
■新山響平/SS/青森107期
着位 賞金 1着 130,000,000円 2着 27,700,000円 3着 16,800,000円 4着 11,330,000円 5着 9,390,000円 6着 8,160,000円 7着 7,760,000円 8着 7,470,000円 9着 7,190,000円 誘導 200,000円 合計 226,000,000円 ガールズグランプリとは
2012年(平成24年)7月1日平塚競輪場で「ガールズケイリン」として、48年ぶりに女子選手による競輪競走がスタート。同年12月には、ガールズケイリン特別レースとして、KEIRINグランプリシリーズの初日(12月28日)に『ガールズグランプリ(FII)』が実施された。小林莉子(102期)が優勝し、初代女王として賞金(副賞込)500万円を獲得した。
2014年(平成26年)からは、優勝賞金が1,000万円(副賞込)となり、さらに注目が集まることとなった。2022年(令和4年)にガールズケイリンは10周年を迎え、リブランディングがおこなわれた。ガールズケイリンの新たなコンセプト「プロスポーツ競技のまんなかへ」を策定。ガールズケイリンに内在する価値を最大化させ、お客様にとっても、選手にとっても、誰にとってもメジャーなスポーツであることを目指すこととした。新コンセプトに基づき、2022年度からガールズグランプリをKEIRINグランプリシリーズの2日目(12月29日)に変更した。
2023年(令和5年)度からガールズケイリンにおけるGP・GIグレードの導入及びガールズグランプリを頂点とした新たなレース体系が決定された。これにより、2023年度からガールズグランプリは【GP】に格付けされた。
ガールズグランプリ2023展望
ガールズグランプリ2023が立川競輪場に於けるKEIRINグランプリシリーズの2日目11Rに実施される。今年から新設された3大会のGIの優勝者3名と11月の競輪祭女子王座戦終了時点での賞金獲得額上位者4名による対決だ。佐藤水菜と梅川風子のナショナルチームの2人と巻き返しを狙う児玉碧衣の激突が見どころだが、初出場ながら獲得賞金額でトップを走り続けている久米詩の一発も侮れない。
2023ガールズグランプリ出場選手
■児玉碧/L1/福岡108期/
第1回 パールカップ 優勝者
■佐藤水菜/L1/神奈川114期/
第1回 オールガールズクラシック 優勝者
■梅川風子/L1/東京112期
第1回 競輪祭女子王座戦 優勝者
賞金上位選出
■久米川詩/L1/静岡116期
■坂口楓華/L1/愛知112期
■尾方真生/L1/福岡118期
■吉川美穂/L1/和歌山120期
着位 賞金 1着 7,000,000円 2着 1,550,000円 3着 940,000円 4着 637,000円 5着 531,000円 6着 462,000円 7着 440,000円 誘導 40,000円 合計 11,600,000円 ヤンググランプリとは
ヤンググランプリは、2000年(平成12年)まで競輪祭の中で行われていた「新人王決定戦」が原点である。『ヤンググランプリ』という名称は、1995年(平成7年)に阪神・淡路大震災の復興支援競輪として、KEIRNグランプリの前日に単発で行われたのが最初となる。
その後、しばらく開催されることはなかったが、1999年(平成11年)に特別競輪等の見直しがなされ、2001年(平成13年)度から新たに特別競輪等として、ヤンググランプリが創設された。次世代を担うスター選手の登竜門として明確に位置付けられ、GII格付けの単発競走として復活した。
2022年(令和4年)度から、KEIRINグランプリシリーズの全開催日程をお客様に楽しんでいただくことを目的として、新進気鋭の若手選手が出場するヤンググランプリ(GII)をKEIRINグランプリシリーズの初日(12月28日)へ変更した。
ヤンググランプリ2023展望
デビュー3年以内の若手選手によるナンバーワン決定戦・ヤンググランプリ2023が立川競輪場に於けるKEIRINグランプリシリーズの初日11Rに実施される。すでにGIで大活躍している犬伏湧也、太田海也、中野慎詞の3人の攻防戦が見どころになりそうだが、昨年準優勝の吉田有希や北井佑季の一発も侮れず、かつてない激しい叩き合いが展開されるだろう。
2023ヤンググランプリ出場選手
■中野慎詞/S1/岩手121期
■犬伏湧也/S1/徳島119期
■太田海也/S1/岡山121期
■北井佑季/S1/神奈川119期
■吉田有希/S1/茨城119期
■志田龍星/S1/岐阜119期
■橋本荘史/S1/茨城119期
■山根将太/S1/岡山119期
■上野雅彦/S1/香川119期●月間競輪WEB /KEIRIN.jp
着位 賞金 1着 4,700,000円 2着 2,346,000円 3着 1,422,000円 4着 948,000円 5着 752,000円 6着 654,000円 7着 569,000円 8着 517,000円 9着 470,000円 誘導 70,000円 合計 12,448,000円
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