8/1(木)~4(日)の4日間、松戸競輪場にて開催される
大阪・関西万博協賛
松戸競輪開設74周年記念
燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯G3
シリーズ展望
スピード自慢による超高速バトルが開幕!
北日本は実績ある追い込み陣に期待
和田圭は鋭い差し脚を武器に今年の日本選手権競輪では準決勝に進出するなど随所で活躍。持ち味の直線急襲はもちろんのこと、数々のダッシュマンにピタリと付く追走技術も高い。阿部力也は今年5月の武雄記念と、6月の久留米記念で決勝戦まで勝ち進んでおり、引き続き高いレベルで好調をキープしている。安定感ある走りには定評があり、番手でも3番手でも的確に仕事をこなす。伏見俊昭は過去に競輪グランプリを2度制するなど一時代を築いたスター選手。経験は豊富なだけに若手を巧みにリードして上位を目指す。
関東はS班眞杉匠と平原康多が中心
S班の眞杉匠は輪界屈指の先行選手として関東勢を引っ張る存在だろう。6月の取手記念では決勝進出を逃したが、シリーズ通して動きは悪くなかった。年末に向けて上昇カーブを描きたいだけに、機動型有利の短走路で結果を残すか。日本選手権競輪の覇者である平原康多は高松宮記念杯でのケガの具合が気になるも、走る以上はしっかりと結果を追求する。関東の精神的支柱として山岸佳太、恩田淳平、武田豊樹といった若手からベテランまでを一つにまとめ上げる。
南関は深谷知広と地元勢で強敵を向か撃つ
南関のエースはS班の深谷知広。昨年の競輪グランプリ準Vで今年は5月の武雄記念を制覇した実力者だ。GI高松宮記念杯では準決で敗退も、シリーズ4勝を挙げて力強さを大いにアピールした。今節も南関一丸をテーマに地元勢の前で力走するシーンも数多く見られそうなだけに、深谷のデキは南関勢にとって大きな鍵を握るだろう。
地元からは2020年の競輪グランプリ覇者である和田健太郎や、今年の日本選手権競輪で準Vの岩本俊介など豊富なタレントが登場。特に岩本は70周年と72周年で当大会を制しており相性は抜群。3度目の優勝へ集中力を高めて臨む。その他にも根田空史や小原太樹なども出場予定で、充実したライン構成が叶いそうだ。
中部近畿は寺崎浩平のスピードが武器
今年更なるブレイクが期待される寺崎浩平。今年行われたGIは全て準決勝で敗退しているもの、スピード抜群の仕掛けは中近勢にとって大きな武器。そこに加えてベテランの志智俊夫やパワフルな皿屋豊、タイトルホルダーの稲垣裕之など、経験豊富な選手が揃った印象だ。
中四国はS班の清水裕友が主軸
S班の清水裕友が中四国勢を率いて他地区に襲い掛かる。GI高松宮記念杯では決勝進出を逃したが、今年は2月の静岡記念制覇や全プロ記念競輪でSPR賞を制すなど高いレベルで実力を発揮している。
ツボにハマると点数以上の強さを見せる取鳥雄吾や、経験豊富な桑原大志、橋本強といった堅実な選手達との連係は簡単には崩れそうにない。
九州は荒井崇博と中川誠一郎の二枚看板
九州地区の競走得点最上位は荒井崇博。キレ抜群の差し脚と、歯に衣着せぬ豪快な言動は周囲から一目置かれ、ラインを組む選手たちにとっては頼もしい存在。長きに渡り熊本競輪を引っ張ってきたタイトルホルダーの中川誠一郎との二枚看板で最高の結果を狙う。
その他にも岩谷拓磨や大坪功一など一芸のある選手達が出場予定となっており、軽視は禁物といえる。
●松戸けいりん
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