公営ギャンブル(競馬・競艇・競輪・オートレース)は、国内でも有数の巨大市場として成長を続けています。本記事では、2019年度から2025年度までの最新データをもとに、各競技の売上推移・市場規模・前年比を整理し、現在の勢力図をわかりやすく比較します。
公営ギャンブルとは?
競馬・競艇・競輪・オートレースは「公営ギャンブル」と呼ばれ、国や自治体が運営・監督する合法的な賭け事です。中央競馬(JRA)やボートレース(競艇)は全国的な人気を誇り、地域密着型の地方競馬・競輪・オートレースも含め、数兆円規模の市場を形成しています。
公営ギャンブル売上ランキング(2025年度実績)
| 種類 | 2025年度(令和7年)売上高 | 前年比 |
|---|---|---|
| 中央競馬(JRA) | 3兆5,059億円 | 105.2% ↑ |
| ボートレース(競艇) | 2兆6,658億円 | 105.6% ↑ |
| 競輪 | 1兆5,487億円 | 116.6% ↑ |
| 地方競馬 | 1兆1,468億円 | 101.6% ↑ |
| オートレース | 1,296億円 | 110.2% ↑ |
| 種類 | 2024年度(令和6年)売上高 | 前年比 |
|---|---|---|
| 中央競馬(JRA) | 3兆3,134億円 | 101.2% ↑ |
| ボートレース(競艇) | 2兆5,227億円 | 104.2% ↑ |
| 競輪 | 1兆3,282億円 | 111.7% ↑ |
| 地方競馬 | 1兆1,287億円 | 103.7% ↑ |
| オートレース | 1,176億円 | 107.8% ↑ |
※ 出典:各公営競技の公式発表データに基づき編集部作成
【推移表】公営ギャンブル売上の年度別比較(令和元年〜令和7年)
公営ギャンブル各競技の年度別売上比較(2019〜2025)
競馬・競艇・競輪・オートの6年間の売上高と前年比を一覧で比較できます。
| 年度 | 中央競馬 | 地方競馬 | 競艇 | 競輪 | オート | 中央競馬(前年比) | 地方競馬(前年比) | 競艇(前年比) | 競輪(前年比) | オート(前年比) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和元年(2019) | 28,817 | 7,009 | 15,434 | 6,604 | 738 | – | – | – | – | – |
| 令和2年(2020) | 29,834 | 9,123 | 20,951 | 7,499 | 946 | 103.5% ↑ | 130.2% ↑ | 135.7% ↑ | 113.6% ↑ | 128.2% ↑ |
| 令和3年(2021) | 39,111 | 9,645 | 23,926 | 9,646 | 1,032 | 131.1% ↑ | 105.7% ↑ | 114.2% ↑ | 128.6% ↑ | 109.1% ↑ |
| 令和4年(2022) | 32,539 | 10,651 | 24,142 | 10,907 | 1,075 | 83.2% ↓ | 110.4% ↑ | 100.9% ↑ | 113.1% ↑ | 104.2% ↑ |
| 令和5年(2023) | 32,754 | 10,734 | 24,220 | 11,892 | 1,091 | 100.7% ↑ | 100.8% ↑ | 100.3% ↑ | 109.0% ↑ | 101.5% ↑ |
| 令和6年(2024) | 33,134 | 11,287 | 25,227 | 13,282 | 1,176 | 101.2% ↑ | 105.2% ↑ | 104.2% ↑ | 111.7% ↑ | 107.8% ↑ |
| 令和7年(2025) | 35,059 | 11,468 | 26,658 | 15,487 | 1,296 | 105.2% ↑ | 101.6% ↑ | 105.6% ↑ | 116.6% ↑ | 110.2% ↑ |
なぜ売上が変動する?要因とトレンド
・インターネット投票の普及
スマートフォンやPCから手軽に購入できる環境が整い、来場せずに楽しむユーザーが増加。新規層の取り込みが進み、売上拡大の最大要因となっています。
・コロナ禍の影響と反動
2020〜2021年度は巣ごもり需要により売上が急増。その後は落ち着きを見せつつも、ネット投票の定着により高水準を維持しています。
・ナイター・ミッドナイト開催の拡大
夜間や深夜帯の開催により、仕事終わりやスキマ時間でも参加しやすい環境が整備。特に競輪・ボートレースの売上成長を後押ししています。
・若年層・ライト層の参加
YouTubeやSNS、ライブ配信などを通じて競馬・競艇・競輪への接触機会が増加。従来よりも幅広い層が参入しています。
・無料ライブ配信の拡充
2026年からはJRAがYouTubeで「中央競馬全レース中継」の無料ライブ配信を開始。視聴ハードルが下がったことで、新規ユーザーの流入や継続利用の促進につながっています。
・高還元イベント・キャンペーン
ポイント還元やキャッシュバックなどの施策が短期的な売上増加に寄与。特定開催や大型レース時に売上が伸びやすい傾向があります。
公営ギャンブル売上に関するよくある質問(FAQ)
Q. どの公営競技が最も売上規模が大きいの?
A. 中央競馬(JRA)が圧倒的に大きく、毎年3兆円を超える水準です。
Q. 競艇・競輪の売上は年々増えているの?
A. 増加傾向にあり、特にコロナ禍以降のネット投票の浸透が影響しています。
Q. 売上と賞金は関係あるの?
A. 直接は関係ありませんが、売上が多い競技ほど賞金も高くなる傾向があります。
参考リンク・出典一覧
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