2026年1月9日(金)から12日(月・祝)までの4日間、和歌山競輪場で「開設76周年記念 和歌山グランプリGⅢ」が開催される。年明け最初期に行われる記念競輪として、毎年ハイレベルな顔ぶれが集結する注目シリーズだ。今回は脇本雄太、南修二、郡司浩平といったS級S班・トップクラスの実力者が参戦予定。今後のビッグレース戦線を占う意味でも重要な一戦となる。直線の長い400mバンクを舞台に、近畿勢と南関勢を軸とした激しい主導権争い、そして年頭にふさわしい白熱の優勝争いが期待される。
開催概要|和歌山競輪 開設76周年記念 和歌山グランプリGⅢ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催名称 | 開設76周年記念 和歌山グランプリ |
| グレード | GⅢ |
| 開催期間 | 2026.1/9(金)〜12(月/祝)〈4日間〉 |
| 開催場所 | 和歌山競輪場 |
| 開催種別 | デイレース開催 |
| 主な出場予定 | 南修二(大阪)/脇本雄太(福井)/郡司浩平(神奈川)/松本貴治(愛媛)/松井宏祐(神奈川) |
| アクセス | [JR/南海]和歌山駅から徒歩8分 |
スケジュール概要
- 初日(1/9):予選競走スタート
- 2日目(1/10):二次予選・選抜戦
- 3日目(1/11):準決勝戦
- 最終日(1/12):決勝戦&表彰式
V展望|注目選手と勝負のポイント

軸は脇本&南の近畿勢。
対抗は郡司率いる南関勢!!年頭恒例の和歌山グランプリは1月9日に初日を迎える。S級S班の脇本雄太、南修二、郡司浩平を中心に1年を占う意味でも重要なシリーズ。今後に続くビッグ戦線に向けて弾みを付けるべく、ハイレベルな戦いが繰り広げられる。
優勝争いをリードするのは地元地区の近畿勢。ラインを引っ張るのは最強の機動力を誇る脇本。数々の栄冠を手にして来た豪脚はどのクラスで走っても人気の中心に。今シリーズも爆発的な仕掛けを見せて一気に別線を飲み込みそう。不安があるとすれば状態面。寛仁親王牌で途中欠場を余儀なくされ、負傷からの復調度合いは気になるところ。新S班の南が強力タッグを組む。幾多の舞台で脇本との連係実績を重ねているが、今まで以上に期待に応えなくてはいけない立場。好連係でワンツー決着へ。東口善朋、椎木尾拓哉を中心に、気合が入る地元勢の奮闘も開催を盛り上げる。強烈な仕掛けで中釜章成が先導の布陣ならラインは更に強力なものに。
対抗するのは郡司が率いる南関勢。立ち回りに安定感を見せる郡司に大崩れは考えづらい。勝負所を逃さない動きで確実に好勝負へと持ち込む。松井宏佑が同県連係。郡司に任せるケースも増えたが、基本は前回りで持ち味のスピードを発揮。連係のバリエーションを増やして結束力を更に深めていく。和田健太郎が続いて直線勝負。栃木に移籍して心機一転は杉浦侑吾。新たな仲間を連れて積極的に駆ける。鈴木竜士は自力の戦いに戻して再浮上。杉森輝大までが関東勢。
差し脚鋭い北日本の渡部幸訓は好位から浮上へ。総合力に磨きをかけている四国の松本貴治も優勝候補の一角。山形一気が四国連係。攻め幅が広い山田庸平、伊藤旭の九州勢も見逃せない。渡邉豪大が続き、突っ込みを狙う。
和歌山競輪
和歌山競輪場バンクの特徴とレース傾向

和歌山競輪場は周長400mの標準バンクで、見なし直線距離が約60mと比較的長いのが特徴。クセが少なく全国的にも走りやすい設計のため、先行・捲り・追い込みがバランスよく決まりやすい。特にスピードの持続力とラインの完成度が重要で、早めに仕掛けて押し切る展開も多い一方、直線の伸びを生かした差し・追い込みも十分に届く。極端な有利不利が出にくく、選手の実力差や戦術が結果に反映されやすいバンクといえる。


イベント情報まとめ|場内イベント・来場特典
開催期間:1月9日(金)〜1月12日(月/祝)
会場:和歌山競輪場
イベント情報
準備中
和歌山競輪場へのアクセス・駐車場案内

- 所在地:和歌山県和歌山市五筋目10-1
電車でのアクセス
- JR和歌山駅から
- 和歌山バス利用
- 「競輪場前」バス停下車すぐ(所要約15分前後)
- 南海和歌山市駅から
- 和歌山バス利用
- 「競輪場前」下車すぐ(所要約10分前後)
※主要駅からバス1本で行けるため、公共交通機関でのアクセスは比較的良好です。
車でのアクセス
- 阪和自動車道・和歌山ICから約15分
- 周辺道路は比較的走りやすく、ナビ設定もしやすい立地
駐車場
- 無料駐車場あり
- 収容台数も多く、地元客・遠征客ともに車利用が多い競輪場
まとめ|見どころと楽しみ方

和歌山グランプリGⅢは、年明けの競輪界を占う重要なシリーズとして毎年高い注目を集める一戦だ。脇本・南を中心とした近畿勢に、郡司率いる南関勢、さらには各地区の実力者が絡むことで、レースレベルは極めて高いものとなる。クセの少ない和歌山400mバンクでは、ライン力と仕掛けのタイミングが勝敗を左右しやすく、実力と戦術が結果に直結する。イベント情報は後日更新予定だが、競走内容だけでも十分に見応えのある4日間となりそう。シリーズの流れと各選手の動きを見極めながら、和歌山グランプリならではの熱戦を楽しみたい。



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