見どころ
3連単を外れたら即終了。決勝戦はアミダマシーンで枠番決定。
いつもとは違う、緊張感みなぎる4日間の短期決戦前回覇者関が大会連覇へ照準
グランプリを制した毒島誠(群馬)を筆頭に、昨年のビッグタイトルホルダーが集結したトーナメント制の短期決戦。しかも、選出順位上位者から内枠が与えられる。
選出順位最上位となる昨年大会の覇者・関浩哉(群馬)が断然優位に運べる。24年も地元桐生のヤングダービーで卒業Vを果たすなど存在感をアピール。1回戦から1号艇が与えられて、しっかり勝ち続けると準決勝までの1号艇は確約される。
ただし、優勝戦の枠番は着に関係なく抽選というのがこの大会の面白さ。シリーズもう一つの主役とも言える『アミダマシーン』がレーサーの命運を握っている。峰、池田、馬場らトップ級が集結
スタンドのファンを沸かせるのは千両役者の峰竜太(佐賀)。縦横無尽に立ち回るスピード旋回はもちろん、モーターパワー不問で仕上げてくる調整手腕も活躍の礎だ。
常滑の『看板スターレーサー』池田浩二(愛知)、平本真之(愛知)、磯部誠(愛知)もしっかりと顔を揃える。中でも24年のグランプリ出場を逃した磯部はここで結果を出して25年の開幕ダッシュを決めたいところ。
22年の常滑・SGダービーを制したのが馬場貴也(滋賀)。近年の常滑周年ウィナーに名を連ねる土屋智則(群馬)、山口剛(広島)、濱野谷憲吾(東京)、23年の当地GⅠダイヤモンドCを制した新開航(福岡)らも良いイメージをもってシリーズに臨む。若きGI覇者吉田が地元GIVへ
飛躍の期待は吉田裕平(愛知)。昨年11月の丸亀・京極賞でようやくGⅠタイトルを獲得。ここでPGⅠもゲットして今年はSGVに照準を合わせる。
侮れないのは女子レーサー。当地の経験豊富な細川裕子(愛知)に、男子レーサーにもひけを取らない攻撃力を備える遠藤エミ(滋賀)、浜田亜理沙(埼玉)らが軽量も味方にパワーレースを展開する。モーターは使用2カ月で相場は流動的
モーターは昨年11月末に更新したばかりでまだ相場は流動的(12月1日時点)。それでも例年より機力差は大きくなりそうな印象。
使い始めのGⅢで際立つ動きを見せた5、22、34、53、57、2節目にファイナルの内枠に陣取った6、7あたりは、出てくるようなら要注目機としたい。
池口 伸也●[スポーツ報知]
BBCトーナメントとは?
プレミアムGI「ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走」
通称「BBCトーナメント」は、1年の賞金戦線開幕を告げるプレミアムGI
前年の実力者が集結するグレードレースで通常の勝ち上がり方式である「総当たり制」ではなく4日間の「トーナメント制」で行われる。
出場選手数:48名 (級別問わず)
【前回】第5回BBCトーナメント優勝 関浩哉(4851/群馬)
出場選手の選出方法
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