10/15(火)~10/20(日)の日程でボートレースびわこにて開催される
第68回結核予防事業協賛
GII 秩父宮妃記念杯
総展望
GⅠびわこ大賞の興奮が冷めやらぬ湖面に好メンバーが集結。当地伝統のGⅡタイトルを巡って、再び激しいバトルが展開される。
V戦線の主役には地元の遠藤エミを指名する。一昨年の大村クラシックでは、史上初となる女子SG制覇を達成。地元では自身初となる特別タイトル優勝を目指し、〝最強女子〟の実力を存分に発揮する。
2020年の第63回大会、さらに当地周年(GⅠ)でもVの実績を残す湯川浩司をはじめ、井口佳典、田村隆信ら〝銀河系軍団〟の面々も陰りのない手腕を駆使してV争いに加わりそう。同じくSG覇者の肩書を持つ中島孝平、深谷知博、片岡雅裕、土屋智則、吉田拡郎、笠原亮、長田頼宗も有力なV候補。先月のびわこ大賞を制した地元・深井利寿や、中田竜太、河合佑樹、谷村一哉らGⅠホルダーの面々、さらに当タイトルでV歴を持つ大上卓人もシリーズを盛り上げそうだ。
A2級の面々では、当地の特別戦では豊富な実績を残すのが今垣光太郎と市川哲也。将来のびわこエースと称される澤田尚也も、念願の特別タイトル初Vを狙って持ち前のスピードターンを連発する。超大型新人として注目を集める石本裕武の走りも楽しみだ。
秋のびわこの水面解説
かつては全国24場の中でも〝インが弱い〟場の一つに挙げられたびわこだが、最近1年間のイン1着率は52.8%。全国平均(54.6%)を下回っているものの、やはり1号艇=インが主導権を握るレースが基本になりそうだ。
季節によって変化する琵琶湖の水位は4~5月がピーク。秋から冬は海水場に例えるなら干潮の時間帯で、特有のうねりの影響は春に比べると小さい。ただ、北東の追い風なら1マークがうねりで波打つ場面も。当地巧者や、波を越えるパワーを持つ選手をイン艇の相手として狙うのがパターンだ。
●倉橋智宏(サンケイスポーツ)
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