9/27(金)~10/2(水)の日程でボートレース若松にて開催される
読売新聞社杯 開設72周年記念競走
GI全日本覇者決定戦
総展望
得意の若松でGP覇者石野が復活か!?
篠崎元、羽野ら地元福岡勢も気合十分!当地クラシック出場権獲得目指す地元勢
昨年のGP覇者の石野貴之(大阪)を筆頭に、当地でSG制覇歴もある毒島誠(群馬)らSG戦覇者は大挙18人。今年はここまで低空飛行の石野だが、当地はGIとGIIの制覇歴がある得意水面。「新モーターにプロペラが合わない」という話も聞こえてくるが、当地はまだ旧モーター。そろそろ強い意志のの復活が見られるかも。遠征勢は他にも井口佳典(三重)、馬場貴也(滋賀)、平本真之(愛知)らの名前もあるが、例年に比べるとやや手薄か。
そこで期待が高まるには13人参戦の地元福岡勢。来年3月の当地クラシック出場権利獲りへ燃えないわけがない。既にGI制覇で権利を有するのは瓜生正義(福岡)と西山貴浩(福岡)の2人だけ。篠崎元志(福岡)も一般戦でV5と稼いでおり、今回出場の残る10人はどこかでGI制覇を目指している。中でも当地を得意としている羽野直也(福岡)、前田将太(福岡)、新開航(福岡)、仲谷颯仁(福岡)らは目の色が違うはずだ。
使用10ヵ月目突入も、まだエース機なし
現行モーターは昨年11月からの使用で10ヵ月目に突入しているが、今回ほど相場が固まらないのは珍しく、エース機も存在しない。初使用時からずっと上位評価をキープしているモータは2連率トップの44号機の1基だけという状況。夏場以降はセット交換されたモーターが、なぜか次の使用者から急上昇するというパターンが続出中だ。
その筆頭は山田哲也が準パーフェクトVで全24場制覇を達成した32号機。新田泰章が絶賛した8号機や、節イチ伸びになることが多い9号機は典型的な伸び型機。1号機と42号機は乗り手を選ばない。この5基に44号機を加えてトップ6の評価。10号機、14号機、25号機、30号機が続く。
8月のお盆レースからチルト3度が解禁
インの強さは全国平均より少し高めで、風が穏やかなら逃げは決まりやすいが、ビッグニュースはお盆レースからチルト3度まで使用可能になったこと。さっそく田中宏樹と柴田大輔の2人が使用し、強烈な伸びを披露した。当地はコース幅が狭いので伸びが良ければ捲りが決まりやすい。チルトを上げて抜けた展示タイムを出した選手は絶好の狙い目になる。
井上誠之●[スポーツ報知]
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