5/21(火)~5/26(日)の日程でボートレース多摩川にて開催される
SG第51回ボートレースオールスター
総展望
「日本一の静水面」、5月はさらに穏やか。
多摩川相性&近況抜群の毒島がV筆頭!スタンドが水面の北側に位置し東、南、西側にも防風林があり、穏やかな天候の多い5月なら風の影響は少ない。過去1年のインの1着率は約53%と全国的に見れば平均ぐらいだが、関東5場の中では最もインが強い。ただ、多摩川でも一般戦の後半レースは1号艇に実力者が配されるシード番組が多く、それが1号艇の勝率を上げている要因にもなっている。そのため実力の接近しているSGではこの数字はやや下がると思われる。また、外からの捲りが決まった場合でも、水面の広さから回りしろがあるせいかインがつぶれにくく、2、3着に残すケースも結構目立つ。
多摩川とは相性抜群なのが 毒島誠(群馬)。過去5回の周年記念で優出を外したのは直近の69周年だけ。他4回の大会では優勝2回、準優勝1回、3着1回と安定した成績を残している。3月戸田クラシックを制し勢いも加速中だ。
峰竜太(佐賀)の近況リズムも見逃せない。昨年は1年7ヵ月ぶりのSG復帰戦となった蒲郡ダービーで24場制覇と通算V100を同時に達成するパフォーマンスを披露し、今年も浜名湖周年、芦屋地区選でGⅠ連続Vと快調だ。
菊地孝平(静岡)と池田浩二(愛知)は2月に当地一般戦を走ってしっかり結果を出したのは大きな強み。 地元の濱野谷憲吾(東京)は当地通算16回の優勝歴を誇り、地の利も加味すればやはりV候補の一角だ。
新モーター・新ボート使用開始!
多摩川のモーター、ボートは4月14日の開催が初使用で、オールスターは初下ろしから6節目の開催。モーターの相場は固まっておらず、連対率が低くても軽視は禁物。この頃から大きな部品交換も可能になるはずで、SG常連の選手ならモーターの仕上げも早い。前回までの動きより直前気配を重視だ!熊注目
●「ファイティングボートガイド」吉田茂美
実力者が集まってスタートが揃えばインの選手がしっかり1マークを回るので池田浩二選手が2コースからどう攻略するかが気になりますよね。ドリーム戦は、内枠よりも外枠のほうがシリーズを戦う中では得点面で有利です。1号艇の峰竜太選手の責任がありますし、6号艇の桐生順平選手のほうが気楽に臨めると思います。
by 熊谷直樹
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