2/20(火)~2/25(日)の日程でボートレースびわこにて開催される
第8回G2レディースオールスター
総展望
遠藤が地元で新たなタイトル獲得へ
守屋、長嶋ら歴代覇者もV獲りに意欲V候補の筆頭に挙がるのはやはり遠藤エミ(滋賀)だ。史上初の女子SG覇者の称号を得た一昨年の大村クラシックに加え、女子主要タイトルはPGⅠクイーンズクライマックス、PGⅠレディースチャンピオン、GⅡレディースCCでV。3年連続で賞金女王に輝いた「最強女子」が、地元ファンの声援を背に、当タイトル初戴冠へ突き進む。
3年連続のファン投票1位で参戦するのが守屋美穂(岡山)。劇的Vを飾った第6回桐生大会以来、2回目のタイトルVでファンの期待に応えたい。昨年の蒲郡大会に続く大会連覇を狙う長嶋万記(静岡)をはじめ、寺田千恵(岡山)、小野生奈(福岡)、岩崎芳美(徳島)も当タイトル覇者。昨年のクイーンズCを制した浜田亜理沙(埼玉)、さらに田口節子(岡山)、平山智加(香川)、日高逸子(福岡)、海野ゆかり(広島)、三浦永理(静岡)ら、ズラリと顔を揃えた女子タイトルホルダーもV争いを盛り上げそうだ。
高田ひかる(三重)、渡邉優美(福岡)、堀之内紀代子(岡山)は、実績勢を撃破して悲願の特別戦初Vを狙う。柴田百恵(静岡)、西岡成美(徳島)、川井萌(静岡)らフレッシュな面々にも期待が集まる。
渇水対策本部ができるほど水位が低下しても、インが強い
日本最大の湖・琵琶湖は季節ごとに水位が変化。海水の場で例えるなら秋から冬にかけてが干潮で、4~5月の春に満潮を迎えるイメージだ。2月の琵琶湖は、ピークに向かって水位が上昇していく時期だが、今冬は例年になく水位が低い状態が続いている。
水位が低くなれば、うねりの影響が小さくなり、センターやアウトから攻める艇にチャンスが増えるかに思われるが、温水パイプが装着された昨年11月以降でみれば、イン1着率は58.3%と、2020年10月に1マークを沖合側に3m移設して以降の平均値(55.8%)を上
回る形となっている。かつてのような「びわこ=インが弱い」の図式はもはや成立せず、やはりイン艇を軸に舟券を組み立てていくのが正解だろう。
2連率トップ57号機は下降ムード
数字からは見えないモーター相場現行モーターはこれまでの6月ではなく、昨年は4月に更新され、初使用から10ヵ月を迎える。他場なら「数字通りに相場はほぼ固まっている」と言える状況だが、びわこではその概念が通用しない。
全62基のうち、これまで中間整備が入ったのが24基。急激にパワーアップを遂げたモーターが多数存在するため、2連率だけでは素性を判別するのが難しい。
昨年6月の中間整備で変貌を遂げ、超抜エースとして君臨していた57号機は、年末あたりから下降ムード。
●倉橋智宏『サンケイスポーツ』
元々好素性だった43号機、26号機、66号機や、57号機と同じく中間整備で上昇した28号機と65号機、さらに中間整備機ではないものの、近況は抜群気配が続く58号機と47号機あたりが、エース級グループを形成している。
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