9/3(日)~9/8(金)の日程でボートレース住之江シティナイターにて開催。
第51回G1高松宮記念特別競走
主な出場予定選手
松井繁(大阪)/峰竜太(佐賀)/井口佳典(三重)/菊地孝平(静岡)/篠崎仁志(福岡)/太田和美(大阪)
石野貴之(大阪)/毒島誠(群馬)/桐生順平(埼玉)/瓜生正義(福岡)/田中信一郎(大阪)/原田幸哉(長崎)
第1Rスタート展示 | 14:40 |
第1R発売開始 | 14:45 |
第12R発売締切 | 20:45 |
“宮杯”実績抜群の太田が主役!
1971年、高松宮宣仁親王が住之江の開設記念に来場し、優勝杯を下賜されたことを記念して創設された“宮杯”も今年で51回目を数える。そのうち最多の6回も優勝しているのが地元の太田和美(大阪)だ。初優勝した2001年の29回大会では「師匠の杉本建己さん(故人)が2回も獲ったタイトルなので…」と言葉を詰まらせたのが今も記憶に残っている。一方、GⅠV59を誇る松井繁(大阪)は1回。怪物・野中和夫ですら1回だ。なぜ、これだけ得意、不得意が分かれるのか。調整が難しいとされる住之江で、さらに微妙な調整が必要とされる“秋”がキーポイントとなる。
タイトルの“実績”でいえば太田がダントツのV候補だ。回転がやや上がり始めるこの時季の調整が絶妙に上手い。若手の頃から伸び寄りの調整を好んできたが、それがピタリとはまるのだろう。今年は少し出遅れているが、宮杯3連覇&V7で反撃に転じるか。
賞金上位組はGPを視野に入れ参戦
12月・GP(グランプリ)出場圏内にいる者にとっては、3ヵ月後の大一番を想定しながらさまざまな調整を試すチャンスだ。その最上位につけるのが地元のエース・石野貴之(大阪)。今年のSGは3連続優出と安定感◎。優勝したオールスター、準優勝のグラチャンは節イチを誇った。「足で勝ちたい」という調整がハマっている。SGを走っていないのに賞金ランク10位(7月3日現在)につける峰竜太(佐賀)も凄い。土屋智則(群馬)、毒島誠(群馬)、桐生順平(埼玉)もGPを視野に入れての参戦だ。
賞金の上積みを狙う西村も注視
11月・SGチャレンジカップ出場争いも終盤戦に突入しているので、賞金を上積みしたい選手はモチベーションも違う。高配当の使者になることもあるだろう。 賞金ランク33位の地元・西村拓也(大阪)が格好の狙い目。今年はイン戦33連勝の新記録をマーク、優勝4回とまさに充実期。GⅠタイトルへの思いも強く、地元の整備力にも定評。一発狙っているだろう。そのほかでは、では宮杯V3の田中信一郎(大阪)、石野の同期盟友・吉田拡郎(岡山)、水面実績抜群の井口佳典(三重)、6月に企業杯を優勝した菊地孝平(静岡)も怖い存在だ。
初下ろしから約5カ月 エース機は不在
現行モーターは7月4日終了の企業杯GⅢアサヒビールカップまで8、9節使用されているが、住之江の記者席では注目のスーパーモーターはおろか、エース機も決めかねているのが現状…。
モーター評価の表もメリハリをつけるのに苦労したほど。その企業杯では2連率上位6基(6月26日時点)のオレンジプレートが全て出された。いわばエース機を決める品評会。しかし、トップの16号機を駆る丸岡正典は「伸びだけで、エース機の感じじゃない」と…。結局、他の5基は予選落ちとなった。
そこで節イチを誇ったのが吉永則雄の11号機。熱い夏場を乗り切ってエースに君臨するか。26、51、35、88、22、66号機らが僅差でそれを追いかける構図となる。
森本 浩司●「スポーツニッポン」
住之江G1高松宮記念特別競走注目選手は!?
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