9/24(火)~29(日)の日程でボートレース徳山にて開催される
開設71周年記念競走
GI徳山クラウン争奪戦
総展望
菊池、磯部、峰、白井ら、
GP好枠出場を狙うトップ級の賞金バトルがアツい!菊池が当地周年連覇で賞金上積み狙う
昨年は菊地孝平(静岡)のイン逃げで幕を閉じたGI徳山クラウン争奪戦。その菊地は23、24周年を優勝した野中和夫(引退)以来となる当地周年連覇を目指しての参戦だ。今年は鳴門のPGIマスターズCを初出場でV、7月の大村SGオーシャンCでも優出するなど安定して調子が良い。グランプリTR2ndの1枠スタートを意識する時期となり、獲得賞金アップへ全力投球の走りに期待だ。
最近の水面相性が良いのは磯部誠(愛知)。一昨年の69周年では1枠で優出2着。そして昨年は当地SGグラチャンでV。走る機会こそ多くはないが、走れば結果を残す得意水面だ。4年半ぶりの当地参戦となる峰竜太(佐賀)にも注目。2度のGIVなど今年も相変わらずの好成績だが、スーパースターとしてはまだまだ物足りない。今年の獲得賞金戦線も終盤に差し掛かり、ここからのラストスパートに期待したい。久々の水面でも苦手意識はなくきっちり結果を残す。
地元勢は白井英治(山口)、寺田祥(山口)を筆頭に、谷村一哉(山口)、原田篤志(山口)、大峯豊(山口)ら最強布陣で迎え撃つ。白井は苦境の中、前々回大会を6枠からV。気持ちの強さでは誰にも負けない。人一倍の責任感を持って地元周年に挑む。その思いは寺田も同じで、5年ぶりの地元周年制覇を目指す。
使用開始からずっと好調な72号機
モーターは休載明けの6月から使用。跳び抜けたエース機は不在だが、安定して調子が良いモーターはいくつかある。72号機は初使用時に森野正弘が優勝してからずっと好調で、特に最近はレース足の良さが目立っている。最近の調子にスポットを当てれば35号機も総合的に上昇ムード。7月に豊田健士郎がV。その次の節では長尾章平もバランスが取れた仕上がりで手堅くまとめた。30号機はセット交換後に急上昇。植田太一、中井俊祐と乗り継ぎ実戦足の良さが光った。27号機、33号機、71号機も実績は高く、活躍が見込まれる。
最近も徳山では、インの強さは相変わらず。6コースの出番も少なく、本命決着が多い。水面が荒れた場合や、機力差が激しい組み合わせの番組意外は、イン逃げからの舟券作戦がセオリーだ。
渕上 知●『日刊スポーツ』
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