6/6(木)~9(日)の4日間、函館競輪場にて開催されるナイターシリーズ
大阪・関西万博協賛 函館競輪G3ナイター
ミリオンナイトカップ
北の大地で精鋭が激突
阿部将大がタテ脚を発揮
食らい付くか中川誠一郎阿部将大(大分/117期/S1)が猛烈な勢いで飛ばしている。4月の高知記念では番手から抜け出した清水裕友を捕らえ、見事にVをつかんだ。GIII優勝は一昨年3月に同地で行われた施設整備等協賛競輪以来2度目で、記念は初制覇。続く別府FIでは犬伏湧也を捲りで下して完全Vで期待に応え、日本選手権でも連対を果たしており充実著しい。今シリーズも機動力をフルに発揮してVへと突き進む。
阿部には中川誠一郎(熊本/85期/S1)か大塚健一郎(大分/82期/S1)が続いてこよう。中川は3月に落車の憂き目に遭って調整に苦労しているのが、ここまでには立て直してくるだろう。阿部とともに勝ち進み、番手を得ればVが見えてくる。大塚はベテランの域に達しても元気いっぱいで、5月には取手FIでVを争って健脚をアピールした。
坂元貴史には好目標あり
ゲンのいい走路でハッスル坂本貴史(青森/94期/S1)にも期待がかかる。当地では一昨年8月のミリオンナイトカップでGIII初優勝を飾っている。フィニッシュは同県の嵯峨昇喜郎に乗っての抜け出しだった。今年も組合わせに恵まれそうで、同県の大川剛(青森/121期/S2)や磯島成介(青森/115期/S2)と乗り合わせればチャンスはふくらむ。酒井雄多(福島/109期/S2)や後藤悠(岩手/115期/S2)を目標に得ても有利に運べよう。後ろに地元の菊地圭尚(北海道/89期/S1)や櫻井正孝(宮城/100期/S1)が続けばラインも強固になる。
野口裕史が古巣で魅せる
主導権を握り押し切りも北海道出身の野口裕史(千葉/111期/S1)も見せ場を作りそう。状態は良好で4月には玉野FIでVを争い、先の日本選手権でも逃げ粘る場面があった。昨年5月には当地記念で2度目の連対を遂げており、函館バンクとの相性は悪くない。今シリーズも積極果敢に飛び出して行き、レースを引っ張ってみせるか。野口が踏ん張れば近藤保(千葉/95期/S1)や海老根恵太(千葉/86期/S2)にも勝機が訪れよう。
いい動きを見せている柿澤大貴(長野/117期/S1)もV候補。4月のいわき平FIでは一戸康宏の番手から高橋晋也へとスイッチし、ゴール寸前で差し切る大立ち回りを演じてVをつかんだ。ここでは菊池岳仁(長野/117期/S1)か橋本壮史(茨城/119期/S1)に乗って差し脚を発揮してくる。
鋭く踏み上げてくる渡邉雅也(静岡/111期/S1)と伊藤信(大阪/92期/S1)、ダッシュを生かす太田竜馬(徳島/109期/S1)、久米康平(徳島/100期/S1)にもチャンスはある。
●ウイニングラン
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