6/8(土)~6/13(木)の日程でボートレース蒲郡にて開催される
開設69周年記念GIオールジャパン竹島特別
総展望
栄冠は誰の手に!?
昨年の68周年や66周年と同様に6月開催。全国から強豪が52選手集結して、熱戦が繰り広げられる。
中心となるのは初日12Rに組まれたドリーム戦6選手だが、中でも地元の大エースである池田浩二が筆頭だろう。 池田は2月に行われた当地GⅠ東海地区選を制覇。当地GⅠは3回目、通算では14回目のGⅠ優勝となった。池田は続くとこなめ一般戦も優勝し、24年のスタートをまずまずの形で切ったが、決して満足はしていない。というのも、昨年のこの周年記念ではよもやのF、また10月のダービーでは予選落ちをしているだけに、今年のこの周年記念で雪辱したいという思いがあるはずだ。
地元からはもう1人、磯部誠がドリーム戦に名を連ねている。一昨年初めてグランプリに出場し、ファイナリスト入りした磯部は昨年6月の徳山グランドチャンピオンで優勝。平成生まれで初のSGウィナーになった。その後も着実に賞金を積み重ね、2年連続でグランプリでベスト6入り。池田に次ぐ愛知の看板レーサーになっている。
遠征組で真っ先に名前が挙がるのはやはりスーパースター・峰竜太。記憶に新しいのは昨年10月の当地SG・ダービーで、優勝戦1号艇の座をつかんだ峰はしっかりと逃げて優勝。全24場制覇と通算100Vを同時に、しかも最高峰SGの舞台で達成するという〝持ってる男〟を証明してみせた。今年も1月に浜名湖周年、2月に九州地区選と早々にGⅠを2勝。その歩みは順調だ。
ドリーム戦には他に白井英治、桐生順平、井口佳典がスタンバイ。SG覇者であると同時に当地周年の歴代覇者にも名を刻んでいる。桐生は4月の児島周年の準優でFを切り、下半期のGⅠ戦は出場できないだけに、この当地周年にかける思いも強いだろう。
遠征組で他に当地実績が高いのは周年覇者である瓜生正義に須藤博倫、笠原亮ら。守田俊介は周年とSGダービーV、篠崎元志は15年のSGメモリアルで優勝している。峰竜太と抜きつ抜かれつで演じた死闘は、ファンの間で今も語りつがれる当地名勝負の一つだ。
それ以外にもコース取りから魅せる江口晃生や今年最初のSGクラシックで優出した吉川元浩、土屋智則、昨年グランプリに出場した中島孝平もV戦線に加わってくるだろう。
地元組では池田、磯部以外にも実力者はズラリ。当地の看板を張る赤岩善生は昨年の68周年、今年の地区選と当地GⅠ連続優出中。1号艇で準Vに終わった悔しさを晴らすべく、闘志を燃やす。
66回大会覇者で、67周年も優出した平本真之もタイトル奪還を狙う。他にも60周年を制している柳沢一、3月の江戸川周年で優勝戦1号艇をつかみ、GⅠ優勝にあと一歩と迫った杉山裕也など、勝ち上がるだけの力は十分にある。
「中日スポーツ」◆大久保 晋
Wエース機
62号機
1年を通じてエースの座を堅守。勝率&2連率はぶっ千切りのナンバーワンだ!
初下ろしからパワフルな動きで魅了。通算20節で脅威の7点勝率を叩き出した。1着数も72勝と他を凌駕。2位タイ(38と69号機)の47勝を大きく引き離している。夏場から活躍したように、気温が上がってもパフォーマンスが落ちる心配は皆無だ。38号機
BOATRACE蒲郡 ●モーター優等生通知表
昨秋から上昇ベクトル。一時の勢いは62号機より上回っていた!
ダービーまでは中堅上位だったが、秋からはストレート系で圧倒するシーンが増えた。温水パイプが装着された10節間は4優出1V(天野友和)勝率も6.70をマークした。パイプが外れることに一抹の不安は残るが、近況を見る限り杞憂に終わるだろう。
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