12/26(火)~21(日)の日程でボートレース多摩川にて開催される大一番!
PGI第12回クイーンズクライマックス
総展望
ボートレース多摩川で「PG1第12回クイーンズクライマックス」が開催される。今年の女子賞金ランキング上位12人(11月26日時点)が出場。12月28日~30日の3日間でトライアルを戦い、得点率上位6人が大みそかの優勝戦に駒を進める。女子トップレーサーたちが優勝賞金1600万円をかけて激突。栄光のティアラは誰の頭上に輝くのか。
田口節子(岡山)は大会3連覇をめざす戦いだ。2021年の福岡大会で2コースまくりを決めて悲願のティアラ初戴冠を果たし、2022年の住之江大会では2コース差しを決めてクイーンズクライマックス史上初の連覇を達成している。田口は多摩川通算13優出4Vを誇る女子屈指の是政巧者で、2012年には当地でレディースチャンピオン優勝を飾った経験もある。3年連続で大みそかの主役となる可能性十分だろう。
遠藤エミ(滋賀)は6年ぶりのティアラ奪還を狙う。クイーンズクライマックスは7年連続優出中と抜群の安定感を誇るが、優勝は4連勝パーフェクトVを飾った2017年大村大会の一度だけ。今年こそ2回目の頂点をつかみたいところだ。今年の遠藤は8月の津レディースチャンピオンで優勝するなどさすがの力を見せ、女子賞金ランキング首位を独走中。まずはトライアル初日1号艇で好スタートを切りたい。
勢いに乗っているのは長嶋万記(静岡)だ。11月の三国G2レディースチャレンジカップで絶品の3コースまくり差しを決めて優勝。2月の蒲郡G2レディースオールスターに続く今年2つ目のG2タイトルを手にした。今年15優出7Vという圧倒的な成績を残してきただけに、ティアラ初戴冠へ機運は高まっている。
守屋美穂(岡山)は11月の三国G2レディースチャレンジカップで優勝戦1号艇に乗るも無念のイン戦2着。この悔しさをクイーンズクライマックスで晴らしたい。守屋は多摩川でも2020年レディースチャンピオンで優勝戦1号艇に乗るも2着に敗れた苦い思い出があるだけに、その雪辱も果たしたいところだ。ティアラを被る姿を多くのファンが待っている。
寺田千恵(岡山)はクイーンズクライマックス12年連続出場の皆勤賞。54歳8カ月での大会最年長V記録を狙う。平山智加(香川)は多摩川通算12優出4Vの是政巧者。2020年の多摩川レディースチャンピオン覇者が今回もV争いの主導権を握るのか。三浦永理(静岡)は初代クイーンズクライマックス覇者。2012年の大村大会以来となる11年ぶりの奪還をめざす。川野芽唯(福岡)は2015年に福岡でのクイーンズクライマックスで優勝し、2016年には平和島でのシリーズ戦で優勝。大みそか巧者の走りに注目だ。
渡邉優美(福岡)は2年ぶりのクイーンズクライマックス出場。スピードクイーンが是政の静水面で魅せる。高田ひかる(三重)はF休みの影響でクイーンズクライマックスが約3カ月ぶりの実戦。伸び足の仕上げがカギになる。浜田亜理沙(埼玉)はクイーンズクライマックス初出場。関東地区ただ一人の参戦となるだけに期待が高まる。大瀧明日香(愛知)は女子賞金ランキング12位争いを制して切符を獲得。8年ぶりのクイーンズクライマックス出場だ。
また「G3クイーンズクライマックスシリーズ戦」も見逃せない。11月26日時点での今年の女子賞金ランキング上位42人(クイーンズクライマックス出場12人を除く)が参戦。12月26日~31日の6日間で開催される。
出場メンバーは豪華で、クイーンズクライマックス優勝歴を持つ松本晶恵(群馬)、平高奈菜(香川)、今井美亜(福井)や、11月の三国G2レディースチャレンジカップで優出した藤原菜希(東京)、西橋奈未(福井)、近況好調な竹井奈美(福岡)、實森美祐(広島)らが登場。シリーズ戦の歴代覇者からは12年優勝の池田浩美(静岡)、13年優勝の山下友貴(静岡)、17年優勝の廣中智紗衣(東京)、20年優勝の海野ゆかり(広島)、22年優勝の宇野弥生(愛知)が参戦する。
ボートレース多摩川
✅ 【クイーンズクライマックス】栄冠のティアラは誰の頭上に!?
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