2026年1月4日(日)から7日(水)にかけて、立川競輪場で「開設74周年記念 鳳凰賞典レースGⅢ」が開催される。新年最初の記念競輪として位置づけられる本シリーズには、吉田拓矢、眞杉匠、寺崎浩平、嘉永泰斗といったS班が参戦予定。地元・関東勢を軸に、近畿、九州、南関東、中国勢まで実力者が揃い、シリーズ序盤からハイレベルな主導権争いが予想される。
期間中は各種イベントも実施される予定で、レース観戦とあわせて楽しめる開催となっている。
開催概要|立川競輪 開設74周年記念 鳳凰賞典レースGⅢ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催名称 | 開設74周年記念 鳳凰賞典レース |
| グレード | GⅢ |
| 開催期間 | 2026.1/4(日)〜7(水)〈4日間〉 |
| 開催場所 | 立川競輪場 |
| 開催種別 | デイレース開催 |
| 主な出場予定 | 吉田拓矢(茨城)/眞杉匠(栃木)/寺崎浩平(福井)/嘉永泰斗(熊本)/深谷知広(静岡) |
| アクセス | 「JR立川駅」から徒歩15分(無料バス10分) |
スケジュール概要
- 初日(1/4):予選競走スタート
- 2日目(1/5):二次予選・選抜戦
- 3日目(1/6):準決勝戦
- 最終日(1/7):決勝戦&表彰式
シリーズ展望|注目選手と勝負のポイント

S班の4選手が牽引。地元関東勢が軸か!?
2026年もグレードレースは立川記念からスタート。1月4日から激戦の幕が上がる。S班は吉田拓矢、眞杉匠、寺崎浩平、嘉永泰斗の4名が参戦予定。他にもトップスターが名を連ねて年初めのスタートダッシュを狙う。
立川競輪
優勝争いの中心となるのは地元関東勢。引っ張るのは吉田、眞杉のS班コンビ。大舞台で連係実績を深めて、ゴールデンコンビとしてGⅠ戦線でも常に好勝負を展開。今シリーズも両者が連係となれば人気の中心となるのは間違いなく、それに応える走りで結果を出す。栃茨で吉澤純平が結束。地元記念に奮起するのは鈴木玄人、高橋築。鈴木は前年ブレイクした1人で変幻自在な立ち回りが持ち味。自力兼備の決め脚は高橋で、過去の地元戦での好走歴が目立つ。恩田淳平がラインを固めて行く。
強烈なスピードで近畿ラインを牽引するのは寺崎。S班として更に責任感を背負っての戦いとなる初戦だけに大事なシリーズ。豪脚を遺憾なく発揮して確実に優勝争いへ。同県の脇本勇希は豊橋でGⅢ初制覇して勝負の1年となりそう。今回好走して勢いを付けたい。福井両者をサポートするのは三谷将太で好連係から差し脚を伸ばす。
もう1人の新S班は嘉永。名実ともに九州を引っ張る立場となり常に結果を求められる立場。園田匠を連れての豪快スパートで開催を盛り上げる。
深谷知広も当然ながら優勝候補の一角。一気のスパートで別線をねじ伏せる走りは十分で、ファンの支持も絶大。南関で連係は差し脚鋭い小原太樹。
S班復帰を目指す中国の清水裕友にも注目。気心知れた取鳥雄吾との連係実績は十分。岩津裕介が援護して浮上の場面も。中四国で久米良が続く。
パワーアップしている中部の志田龍星や北日本の鋭脚阿部力也も上位進出がありそうだ。
立川競輪場バンクの特徴とレース傾向

立川競輪場は周長400mの標準バンクながら、みなし直線が約58mと長い点が大きな特徴。
直線部の傾斜は緩やかだが、最大カントは約33度と大きく、スピードを保ったままの攻防になりやすい。最後の直線で差しや追い込みが決まりやすく、先行選手には厳しい傾向がある。一方で逃げ切るには脚力と展開の後押しが不可欠で、決まり手やマーク力を重視した予想が有効なバンクといえる。

イベント情報まとめ|場内イベント・来場特典
開催期間:1月4日(日)〜1月7日(水)
会場:立川競輪場
新春スペシャルイベント
1月4日(日)
・くまだまさし お笑いLIVE

・仮面ライダーガヴ ステージ

・柳谷禽太夫 新春落語

- 信濃大町物産展
- 駄菓子すくい
1月5日(月)
- KEIRINグランプリトークショー
- 立川プロスポーツブース
- ジークスター東京/石川ボクシングジム立川
- 東京スポーツ予想会
- 立川産野菜詰め放題
- 葉月あや トークショー

1月6日(火)
- 公営競技ガールズトークショー
- 日野未来 トークショー

- 高木真備 予想会

- 立川吉幸 新春物語

1月7日(水)
- 森且行 トークショー
- 新春餅まき

- 鬼越トマホーク お笑いLIVE

場内ファンサービス│4日間共通
- 開門時来場者プレゼント(オリジナルサコッシュ)
- 74周年オリジナルグッズ等が当たる未確定車券抽選会
- ロイヤルルーム抽選会
- 日本競輪選手会東京支部ブース
- 山口健治氏予想会
- KEIRINグランプリブース
- キッズ遊園地
- 開運スタンプラリー
- 初心者ガイダンスブース
- グルメキッチンカー

立川競輪場へのアクセス・駐車場案内

- JR立川駅、多摩都市モノレール立川北駅から徒歩15分
- 多摩モノレール、立川北駅前より無料バスにて10分
- 西武鉄道、玉川上水駅より無料バスにて15分
✔ ワンポイント
・公共交通機関+徒歩がスムーズ
・イベント開催日は駐車場が混雑しやすい
まとめ|見どころと楽しみ方

立川競輪・開設74周年記念「鳳凰賞典レースGⅢ」は、S班4名を中心に全国のトップレーサーが集結する年始恒例のビッグシリーズである。地元関東勢の結束力に加え、近畿、九州、南関東、中国勢の仕掛けが交錯し、シリーズを通して緊張感のあるレースが期待される。
さらに期間中は、お笑いライブやトークショー、来場者プレゼントなど新春イベントも多数開催され、競輪ファンはもちろん家族連れでも楽しめる内容となっている。2026年の競輪シーズン開幕を告げる一戦として、レースとイベントの両面から注目したい。



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