2025年7月18日（金）〜21日（月・祝）にかけて、ナイターGⅡ競輪の最高峰イベント「第21回サマーナイトフェスティバル」がチャリロトバンク玉野（岡山県・玉野競輪場）で開催！
夏の夜を彩る真夏の頂上決戦には、古性優作・脇本雄太を筆頭に、各地区からトップレーサーが集結。さらに、会場ではよしもと芸人によるお笑いライブやファンサービス、グルメイベントなど家族で楽しめる催しも盛りだくさん。
本記事では、シリーズ展望・注目選手情報・バンク特徴・イベント詳細・アクセスガイドまで、来場者もネット投票派も必見の内容を徹底解説します！

記事のポイント一覧

開催概要｜第21回サマーナイトフェスティバル GⅡ
シリーズ展望｜注目選手と勢力図
フルサト超感謝祭・人気芸人お笑いライブ
玉野競輪場のアクセス・観戦ガイド

開催概要｜第21回サマーナイトフェスティバル GⅡ

開催日程: 7月18日(金)～7月21日(月祝)
開催場所: 玉野競輪（チャリロトバンク玉野）
所在地：岡山県玉野市築港5丁目18-1
アクセス：JR宇野駅ー玉野競輪で無料バス、無料ジャンボタクシー運行

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シリーズ展望｜注目選手と勢力図

　古性優作は今一番頼りになる男。脚力はもちろん、天才的な身のこなし、絶対に諦めない勝負根性はまさに天下一品で、ここまでバランスのとれた選手は過去にいなかったのではないか。伊東のウィナーズカップを優勝するなど今年も変わらぬ強さを見せており、今回のシリーズも超一流のタテとヨコでVロードを突っ走る。

　古性のよき理解者で良きライバルと言えば脇本雄太。古性が「最強」なら脇本は「最速」で、シンプルに前に踏むレースをさせたら誰も差せないし迫れない。今年に入り覚醒した寺崎浩平も「行くだけ」の選手は卒業そして、狙いにいっても許される立場になった。安定感には欠けるが窓場千加頼も常勝・近畿軍団を支える貴重な戦力で、自信満々のカマシ捲りを披露する。

　5月に行われた日本選手権競輪は眞杉匠の捲りを吉田拓矢が交わして「ダービー王」に輝いた。脇本と古性ほどではないが、この2人も大きい舞台でしっかり結果を出しており、昨年のこの大会（松戸）では眞杉優勝、吉田準優勝のワンツーを決めている。平原康多氏が抜けた穴を埋めるのも今後の大きな課題と言えそうで、他の若手と協力しながら関東の新たな歴史を作っていく。

　来ると分かっているのに止められない。郡司浩平の捲りは他の選手とあきらかに精度が違い、瞬く間に前団を飲み込んでしまうスピードは圧巻。深谷知広との黄金タッグもすっかりお馴染みとなり、岩本俊介を含めたSSトリオからも目が離せない。

　中国地区のビッグレースということで清水裕友や松浦悠士も意地を見せたい。地元の岡山からも太田海也、取鳥雄吾、河端朋之といったスピードタイプが勢揃いで、今回ばかりは内容よりも結果優先の走りをしてもいいだろう。また中四国のくくりでは犬伏湧也や石原颯といった強力な機動型も援軍となり、数の力と結束力で他地区の猛者達を迎え撃つ。

　ド先行ゆえに大きい着も目立つが、新山響平の潔いスタイルは競輪の大きな魅力をダイレクトに伝える貴重なもの。北日本の先頭でライン貢献の走りをしてきたレースは数知れず、新山に獲ってほしいと願うファンは非常に多い。この「特急列車」の番手を回るのは名コンビの佐藤慎太郎をはじめ、成田和也、守澤太志。ナショナルチームに在籍する中野慎詞や小原佑太は偉大な先輩たちの前でがむしゃらに頑張る。また今回から大レース復帰の新田祐大も気になる1車で、まだまだやれるぞ！と存在感をアピールする。

　地区的にどうしても劣勢ムードの中部勢だが、浅井康太と山口拳矢のツートップはずっと元気。伏兵以上の存在として赤丸要チェックだ。九州地区ではエース格の山田庸平が高いレベルで安定していて、4月と5月に行われた武雄GⅢを立て続けに優勝。特攻隊長の嘉永泰斗と連係しながら結果を出していく。
玉野けいりん

玉野バンク≪1周400ｍ≫

玉野競輪場は、岡山県玉野市に位置する周長400mのバンクで、円形に近い形状が特徴です。クセが少なく走りやすいと評される一方、瀬戸内海に近いため風の影響を受けやすく、特に冬季はバックストレッチ側からの強風で先行選手が不利になる傾向があります。2022年3月には、業界初のホテル併設型競輪場としてリニューアルオープンし、観戦環境が大幅に向上しました。

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